●スイスアルプスハイキング14
私もスイスで山ガール
ユンングフラウ地方やツェルマットだけがハイキング天国ではありません。
スイス各地に整備された総延長5万キロのハイキングコースには、時間と体力によって沢山のチョイスがあります。
乗り物の頂上地点からぐるりと歩いて,同じ乗り物で下りてくるコース−3
ロッシェドネ山頂散策と高山植物園+マーモットパラダイス
1〜2時間
レマン湖畔のモントルーの街の遥か上方、2000メートル付近にロッシェドネの奇岩が連なっていて、登山電車で登ることができます。冬にはここにサンタクロースが出現して、子供達は大喜びです。

ぐるっと弧を描いて、1970mまで登山電車が登ってきます。
頂上付近には左右にコースが分かれて、左はマーモット・パラダイス、右手にはラ・ランベルシア高山植物園があります。ラ・ランベルシア高山植物園は、奇岩を縫うように,高山植物の観察コースがつけられていて、花の名前を確かめながら,一時間程で歩くことができます。眼下は目の眩むような絶壁、遠くレマン湖の湖面が反射します。

ラ・ランベルシア高山植物園の入り口 マーモット公園に仲良く出てきたマーモットのカップル
見下ろせば、そこはレマン湖。対岸はフランスです。

モントルーの街の全景。晴れた日には右手奥に、ジュネーブのジェット噴水が・・・。 レマン湖畔に浮かぶシヨン城
頂上の散策コースとは別に、麓へ下る本格的なハイキングコースもあります。

●スイスアルプスハイキング13
私もスイスで山ガール
乗り物の頂上地点からぐるりと歩いて,同じ乗り物で下りてくるコース−2
シニゲプラッテ高山植物園付近一周
1 小回りコース:約1時間半
2 大回りコース:約2時間45分

シニゲプラッテとフィルスト間には、ファウルホルン経由、6時間半のハイキングコースがあり(左手の小道)、
月夜に歩くハイキングは人気があります(手前は高山植物園の一部)
ユングフラウ地方の基地インターラーケンの一駅先のヴィルダースヴィルから、軌道幅80センチという玩具のような登山鉄道で登ります。
終点のシニゲプラッテには有名な高山植物園があって、エーデルワイスをはじめ、
アルプスの各地方の高山植物が、小高い丘の斜面に集められています。

高山植物園の外に,大回りと小回りのハイキングコースが作られていて、
植物園に負けない豊富な高山植物を満喫できます。眼下にブリエンツ湖を見下ろし、背後にアイガー、メンヒ、ユングフラウの名三山を、丁度よい距離で遠望できる地点です。
シニゲプラッテにはホテルがあり、三山の夕景を楽しみながら宿泊もできます。

●スイスアルプスハイキング12
私もスイスで山ガール
乗り物の頂上地点からぐるりと歩いて,同じ乗り物で下りてくるコース-1
フィルスト頂上駅〜バッハアルプゼー往復
往復距離6.4km 所要時間、湖畔での休憩を含めて往復約3時間、標高差112m

グリンデルワルトの村の背後から、小型のゴンドラリフトでフィルストへ登り、
頂上の2166m地点から、ほぼ平なハイキングコースを、バッハアルプ湖まで往復してくるコースです。
アイガーの北壁の斧のように平な山容をながめ、その左手にはこの地方最高峰のフィンスターアールホルンや、シュレックホルンが眺められます。

バッハアルプ湖は、大小の2つの湖で、ひとつがエメラルド色、もうひとつがサファイア色、湖畔まで下りることができます。
コースははじめはやや上り坂ですが、次第になだらかなハイキング道になり、沢山のハイカーにすれ違うことでしょう。

写真奥の平屋がフィルスト頂上駅、はじめの部分は登り坂。 標識も見やすく、家族連れに人気のコースです。
湖畔からまたフィルストへ戻ってゴンドラで下りるのが普通ですが、健脚の方なら、
麓のグリンデルワルトまで、または途中のブスアルプまで歩いて、そこからバスでグリンデルワルトに戻ることもできます。またここから,次回に紹介するシニゲプラッテまで歩く、延々6時間を越す「月夜のハイキング」も人気のハイキングコースです。。
(このハイキングコースのくわしい説明は、http://www.swiss-support.co.jp/hiking_guide.htmユングフラウ篇コース1として紹介されています。写真は一部、この電子書籍『スイスハイキング』の著者、和田憲明氏の提供です)。
●スイスアルプスハイキング11
私もスイスで山ガール
〜〜〜スイスのハイキングコースは、発達した乗り物のおかげで楽チンそのもの!〜〜〜
登りも下りも乗り物で!歩くのはテラス状のハイキングコース
● メンリッヒェン~クライネシャイデック駅
約1時間30分,5.3km 標高差下り163m
これこそ、スイスアルプスハイキングのイチオシコース。「パノラマの道」と呼ばれます。
ユングフラウ観光の前後に組み入れれば、ハイキングの醍醐味とスイスアルプスの絶景を満喫できます。
まず、グリンデルワルトの次の駅のグルンドから、ゴンドラリフトに乗って、
メンリッヒェンまで上ります。頂上にはレストランもありますから、身支度を整えて出発できます。

こんななだらかなコースを歩きます。左の写真にアイガーとメンヒ、右の写真にユングフラウ。
すぐ目の前のチュッケンの小山の東側に、テラス状にふちどりされたハイキングコースを歩きます。正面には主にアイガーの北壁が、その右手にはメンヒ、ユングフラウの名三山が連なって現れます。

クライネシャイデックへ到着寸前。線路の向こうからは、スイスアルプスハイキング4で紹介した、アイガーグレッチャーからクライネシャイデックへのコースが下りてきているのが見えます。
途中からグリンデルワルトへ下りて行く道が現れますが、そのまま正面のクライネシャイデックへ。ここから登山鉄道でグリンデルワルトや反対側のウェンゲンに下りて行けます。またはクライネシャイデックから再び登山鉄道に乗って、3454mのユングフラウヨッホまで登ることもできます。

到着点のクライネシャイデック。アイガーの北壁とメンヒが写真に写っています。
このコースは逆向きに歩くことももちろん可能ですが、名三山が後ろ手になります。メンリッヒェンからはウェンゲン行きの大型空中ケーブルも発着しています。
(このハイキングコースのくわしい説明は、http://www.swiss-support.co.jp/hiking_guide.htmユングフラウ篇コース3として紹介されています。写真は、この電子書籍『スイスハイキング』の著者、和田憲明氏の提供です)。
●スイスアルプスハイキング10
私もスイスで山ガール
登山鉄道の一部をハイキングするコースその7
●グリュッチアルプ〜ミューレン(またはその逆)
●約1時間30分、7キロ、標高差(上りまたは下り)152m
再びユングフラウ地方に戻って、氷河が残したU字谷の上に引っかかったような、車乗り入れ禁止の村ミューレン付近のハイキングコースをご紹介します。

左から、アイガー、メンヒ、ユングフラウの名三山の揃い踏み。ミューレンからの眺望は完璧!
ミューレンへの乗り換え地点、グリュッチアルプから、BLM鉄道の線路に沿ってミューレン(またはその逆)へ歩くハイキングコースです。標高1500メートルのほぼ平らな道を、森を出たり入ったりしながら、アイガー、メンヒ、ユングフラウの名3山の全景を飽きるまで満喫します。車窓からもほぼ同じ景色が楽しめますから、歩きたくない人も安心です。

グリュッチアルプの駅。ハイキングコースは手前に向かった広い道。 ミューレンの標識は、高い道への入り口。
途中のウィンテレッグ駅。眺望の良いレストランがありますから、ここで休憩。疲れたらここから電車に乗って帰ってもかまいません。
この道の約500m上方には、さらに眺望が開けた「マウンテンビュー・パノラマ・トレイル」があり2時間半ほどかかります。また800m下のU字谷の底には、ほぼ平なハイキングコースがあり、川べりの花々を楽しみながら、シルトホルン空中ケーブルの麓駅のステッヘルベルグから、グリュッチアルプの麓駅のラウターブルンネンまで歩くこともでき、途中で洞窟滝のトリュンメルバッハに寄ることもできます。

「マウンテンビュー・パノラマ・トレイル」からの眺望。
(このハイキングコースのくわしい説明は、http://www.swiss-support.co.jp/hiking_guide.htmユングフラウ篇コース10として紹介されています。写真は、この電子書籍『スイスハイキング』の著者、和田憲明氏の提供です)。



