8. スイスアルプスの登山史1―日本人登山家による年表

 
 オフィス・ロマンディーのホームページの「スイスアルプス博物館」の項に、「日本人登山家による、主なスイスアルプス登頂の年譜」を掲載しましたので、登山に興味のある方はどうぞご覧ください。http://www.office-romandie.info
 年表を制作してくれたのは、実業之日本社で長年編集者をつとめ、『日本百名山』の仕掛人ともいわれる大森久雄氏。日本人登山家が成し遂げた数々の初登攀の記録や、槙有恒、松方三郎、秩父宮など,懐かしい名前が見られます。
 この年表は、10年という短命に終わった「スイスアルプス博物館」に、その抜粋を掲示していたもので、この度大森氏が改訂補填してくださいました。
 スイスアルプス博物館」については、次回にお伝えしようと思います。

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7. ゴッタルト峠(4)-再び悪魔の橋について


「悪魔の橋」について、もう少し詳しく、というご要望がありました。

 悪魔の橋(トイフェル・ブリュッケ)と呼ばれるものは,スイスだけでなくあちこちにあるようですが、ゴッタルト峠のものはアンデルマットのちょっと北にあり歩いても行けます。そこは難所のシェレネン渓谷で、下を流れるロイス川(ルツェルンへ流れていきます)を渡るのが非常に困難だったため、人々は悪魔に橋を掛けてくれるように頼み、その代償として、最初に渡る人を生贄に差し出す約束をしました。3日後に出来上がった橋を最初に渡らせたのはヤギ、怒った悪魔が大きな石を投げつけようとしたところ、老婆が十字を切ったので取り落としたと言われる伝説があり、いまゲッシェネン駅の近くにある大岩がその石だと言われ、車窓からも見えます。
 悪魔の橋のたもとには、三本槍を振りかざす悪魔と、犠牲になったヤギの絵が岩壁に描かれおり、橋の反対側には、フランス革命に遠征した、ロシア軍の将軍スヴォロフ元帥の碑が立っています。
 アンデルマットには、大きなスイス軍のキャンプがあり、背後の岩壁のなかには沢山の大砲を隠しているので、写真を撮ってはいけないよ、と言われたことを想い出します。



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ゴッタルト峠の北の入り口にある巨石

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6. ゴッタルト峠(3)-悪魔の橋

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 ゴッタルト峠を貫く3本のトンネルはいずれも、有名な氷河特急路線とは立体交差する形なので、中心のアンデルマット駅へは、ゲッシュネン駅から鉄道支線がつないでいます。
 この途中の旧道には「悪魔の橋」があります。3日で橋を掛けると約束した悪魔に、人の代りにヤギを与えた伝説が、絶壁にピンクのペンキで描かれています(写真右端のトンネル入口の左側の岩壁)
日本でも天狗が作ったと言われる石段などあって、面白い共通点ですね。

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5. ゴッタルト峠(2)

 先日貫通したゴッタルト新ベーストンネル内に、鉄道が運行されるのは2017年とのこと。そうなるとこの峠では、自動車トンネル、鉄道トンネル、新ベーストンネルの3本のトンネルが、ヨーロッパの南北をつなぐことになり、まだ未加盟ながらEUにも随分と貢献することになるでしょう。 
 この他に、トンネルに潜らずに山越えする13世紀からの旧道と18世紀に通じた自動車道がありますから、この天下の難所は、21世紀には合計5本のルートで貫かれるというわけです。
 この地域がどれほど重要かは、第2次世界大戦で、ヒットラーがもし強引に侵入した時は、この部分を爆破して阻止する作戦があったといいますから、スイスの、いやヨーロッパの砦とも呼べる場所のようです。

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スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ40年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
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