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●スイスアルプスハイキング32

      私もスイスで山ガール



スイスの「惑星の道」ハイキング- 11 ■ 海王星

ここまでの途中に海王星はなかったなあと、ホテルをあとにモニュメント探し。岩陰でワインをラッパのみしてた車座のおじさんたちが、ネプチューンならこのうしろをぐるっと回った上だよ〜って声をかけてくる。折角ショートカットできそうな小道が見えたのに、これじゃやっぱり教えられたとおりにぐるっと回って行くしかないか!という次第で発見したのがこのモニュメント

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写真奥の建物群がティニューザのケーブルカー駅。路線が左手約45度で下りているのが見える。あそこから延々と歩いてきたわけ!


もうひとつのこぶの上にあった妙なモニュメント。惑星とは無関係?
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ホテルの傍らにこんな標識がありました。左、ネプチューン(海王星)、右、プリュートン(冥王星)とチナール(ジナール)村3時間半。冥王星はいまでは太陽系の惑星からはずれてしまいましたが、どうやらこの惑星の道では実在しているもよう。でもここから1.6キロも先ということで、私も見たことがありません。というわけで、海王星を最後に「惑星の道」シリーズはおしまい。

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うしろの山は私が祭壇山と勝手に名付けたました。巨石伝説の説明にまた登場します。

次にはアニビエの谷に隠された巨石群をご紹介する予定です。



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●スイスアルプスハイキング31

      私もスイスで山ガール



スイスの「惑星の道」ハイキング-10 ■ ホテル・ワイスホルン

やっとホテル・ワイスホルンがすぐそこに見えてきました。海抜は2,337mのホテルへ最終ストレッチはやや下り坂です。

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このホテルは、1882年に山登りのベースとして建設。1991年に改装して、いまは44ベッドと立派なレストランを備え、6月から10月中旬、クリスマスから4月中旬にオープンする、登山者とスキーヤーに大人気のデスティネーションです。日帰りのハイカーに人気なのは、なんといっても庭のレストラン。眺望はこのホテルの一番のご馳走のようです。このホテルの名も,谷の奥に高くそびえるワイスホルン(標高4506m)から取られたに違いありません。

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ホテル・ワイスホルンから見下ろす、直下のサンリュックの村。自分の泊まっているホテルも簡単に見つけられそうな近さですが、これで標高差は約600m。羽があれば飛び降りたいところですが、ぐるりと歩いて下りなければなりません。マウンテンバイク道も最近整備されました。

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●スイスアルプスハイキング30

      私もスイスで山ガール



スイスの「惑星の道」ハイキング-9 ■ 天王星

ずいぶんと登ってきました。惑星の道が目的だったのか、ホテル・ワイスホルンが目標だったのかもう判らなくなったころになって、ひょっこり天王星のモニュメントが道端にあらわれます。
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なんとも素っ気ないモニュメント。ほかの星はなにやら飾りもあったのに、これは石の上に、球を置いただけの代物で、まったく印象に残りませんでした。

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今長々と登ってきた道。中央の木の蔭あたりに土星がある。 アニビエの谷が奥に向かって二股に分かれる地点。                                 中央の村落はグリメンツ。左手はチナール。

しかしこの辺から見下ろす景色は、高低差がすごい。これだけでも来た甲斐があるような気がしたものです。ハイキングコースの傾斜もずっときつくなり、やや登山に近づいた感じ???
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海王星とホテルとどちらと先に出会えるのか楽しみです!

●スイスアルプスハイキング 29

      私もスイスで山ガール



スイスの「惑星の道」ハイキング- 8 ■ 土星

8つの惑星モニュメントのうちで,一番美しい姿をしているのが土星でしょう。その平ったい輪の佇まいは、一種妖艶でもあります。広々した空き地に立っているせいもあって、絶好の被写体です。
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ここはホテル・ワイスホルンへの一種の中継地点でもあり、ここで諦めてサンリュックの村へ下りていく道もあります。
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上下から来てすれ違うハイカーたち。            次は天王星よ、という標識。マウンテンバイク道も整備。


ホテル・ワイスホルンは谷の向こうの山上にだんだん近づいて見えてきますが、ハイキングコースはぐっと左からまわって、次第に登山コースに入ります。
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ホテル・ワイスホルンの左、画面のほぼ中央の稜線に、海王星が棘のように見えています。天王星は、左から上がっていく稜線の途中です。

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●スイスアルプスハイキング28

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スイスの「惑星の道」ハイキング-7 ■ 木星

太陽系の惑星の中で一番大きいのが木星。モニュメントも当然大きい。しかも
メインコースの脇の土手をちょっと上がったその上に作られているから、充分な存在感。まるで見上げるようだ。


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左の写真奥が、ケーブルカーの発着点のティニューザ。見えているのはメインのハイキングコースで、太陽、水星、金星、地球、火星は、左の林の中、10mくらい下にある。写真の右手へ続けると,土星、天王星、海王星に出会える。

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この辺からは,ホテル・ワイスホルンも段々大きく視界に入り、稜線の真ん中辺に、海王星のモニュメントが小さく見えている。


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標高2179mの、シャレーブラン付近のハイキング標識。
ティニューザから20分、ホテル・ワイスホルンまで1時間と書かれているが(裏面)、これは健脚の現地の人の話。立ち止まってモニュメントの写真をとりながら歩くのだから、倍近くの時間をとった方がいいと思う。
サンリュックの村まで歩いて下りることも可能。1時間と書かれているが、私が実際に歩いておりたときは、たしかに倍近くかかった記憶がある。



●スイスアルプスハイキング27

      私もスイスで山ガール



スイスの「惑星の道」ハイキング-7 ■ コースの全貌

太陽系図_convert_20120726100425 RIMG0555切り取り_convert_20120726113139   サンリュックの「惑星の道」ハイキングコース図        メインコース上に作られた木星が向こうに見えています 

コース図でみると、太陽のあと、水星、金星、地球、火星は、まるで串刺しのダンゴのように連なっています。この4つはメインコースのすこし下に作られた細い道に沿って作られています。火星を過ぎるとこの森林コースは少し上の開けたメインコースに合流するのです。
ひょっとしたら、このコースの作り方も太陽系に関係あるかもしれない、と思って調べてみたら, はじめの4つの惑星は内太陽系、あとの4つは外太陽系と分けられるのだそうで,専門家のアシストで作られたこの「惑星の道」ハイキングコースの前半を、「惑星の小道」(Sentier planétaire)と呼ぶのも一種のこだわりかもしれません。

木星から海王星までは、道幅も広いメインのハイキングコースに沿ってモニュメントが配置されています。

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メインコースにはベンチも置かれ、      高山植物も色とりどり。              遠くに土星のモニュメントが見えてきました。

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スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ45年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
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