[259]冬眠1

DSCN1190_convert_20131217181142.jpg                                         スイス・ジュラ地方、クリューデュヴァンの丘から        
    アルプス連峰の雄大なアーチのもと、心広がる新年が訪れますよう
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[258]ホッとする世界遺産−スイスの巻

■ミュスタイアの聖ヨハネ・ベネディクト修道院

 やれやれ、目の前に見えるものとタイトルがすぐ一致する世界遺産は、なにやら安心して見られる気分ですね。
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1983年にすでにスイスの世界遺産に登録された聖ヨハネ・ベネディクト修道院は、8世紀の聖堂がたったひとつ、あとは付随のミュージアムがあるだけです。左側の半円の扉を一歩入ると、そこはカロリンガ朝時代の壁画の世界です。
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この半円の扉の奥が世界遺産                  入りそこなったミュージアム

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まるで仏教寺院のような正面祭壇の壁画。


しかしこの世界遺産の難点は ”遠い” こと。スイス東南部のイタリア国境、スイス唯一の国立公園を抜けたミュスタイアという僻地にあり,大都市からだったら片道半日がかりでしょう。帰りのバスの時間にせかされてミュージアムを見る事ができなかったのは、かえすがえすも残念でした。出来れば近くのサンタマリア村に一泊して、まるで奈良の法隆寺のような佇まいを田園風景の向こうに見定めながら、巡礼者のように歩いて訪れてみるのもいいかもしれません。
DSCN0632_convert_20131217212233.jpg DSCN0634_convert_20131217212316.jpg   平野の中に溶け込んだ佇まい。                     人は少ないが活気を感じるサンタマリア村    

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[257]ややこしい世界遺産−スイスの巻

■ラテニウム博物館 紀元前のラ・テーヌ文化を現代に再現

 全水域スイス領内という意味でスイス最大のヌーシャテル湖。その東のはずれの湖岸にラ・テーヌという場所があります。ここが紀元前5世紀頃頃栄えたラ・テーヌ文化の中心地でした。これより少し古い文明の地として、オーストリアのハルシュタット文化があり、いずれもヨーロッパの先住民族であるケルト民族の文化と言われます。

 ケルト族は今ではアイルランドに伝承する少数民族として残るくらいなので、かつはヨーロッパ全体がケルトの国だったことを知る人は少ないようです。スイスもケルト人の中のヘルヴェティア族という民族が住んだ場所ですが、ジュネーブなどに赴任する日本人外交官の中にも、スイスがケルト人の国だったことを知らない人がいたりするのは、やや勉強不足では??? なにしろスイスのラテン語正式国名にはれっきとしたヘルヴェティアの名が登場するのですから。

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さて、ラ・テーヌ文化の中心地だったヌーシャテル湖畔に、「ラテニウム」博物館が2001年に建設されました。それ以前にももちろんこの世界的に重要な歴史的地点を保護する活動は、ミシェル・エグロフ館長のもとで、地道に続けられていました。いまでは、ラテニウム博物館に、現代から古代に遡る形で歴史的遺物が展示されており、とくに水中から発見された古い木舟などは興味深いものですが、多くはきれいにガラスのケースに収められています。あまりすっきりしすぎて、エグロフ館長が雑多な遺物に埋もれるようにして情熱的に仕事をしておられた、古い博物館が懐かしく思い出されます

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それにしても、ラテニウムの庭から湖越しに眺めるアルプス連峰は、何千年の時を経た今も雄大そのものです。

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[256]ややこしい世界遺産−スイスの巻

■アルプスに水上生活者?−ラ・テーヌ文化の遺跡

2011年にスイスの世界遺産の一つに指定された、「アルプス山脈周辺の先史時代の湖畔住居群」が何を意味するかを即座に理解できるのは、かなりの想像力の持ち主か、歴史によほど詳しい人でしょうねえ!
紀元前5000年から500年にかけて、アルプス山脈周辺の7カ国では、湖の水辺に高床式の住居を作って暮らしていたという、その遺跡がその7カ国で111カ所、スイスだけで56カ所あるそうです。
その代表格の、ヌーシャテル湖畔にある博物館とその周辺を訪ねてみました。

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スイス北西部の大学都市、ヌーシャテルの中心からバスで東へ10分ほど。広大な敷地に,当時を再現した高床式の建物や住居が作られていて、スイス領内で一番広いというヌーシャテル湖の水の景色と併せて、当時の雰囲気にとっぷり浸かることができます。ここには「ラテヌウム」という博物館が設置されていて、この地が代弁するラ・テーヌ文化の歴史的位置関係を明らかにしています。
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でもなにより素晴らしかったのは、ここから眺めるユングフラウ地方を中心に据えたアルプス山脈の偉容。数千年前の古代人も、ここから同じ景色を眺めていたのだと思うだけで、時空を超える雄大な気分にさせてくれました。

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[255]ややこしい世界遺産−スイスの巻

■氷河特急の傾いたグラス

氷河特急が世界遺産なのではなくて、その路線の一部の景観と傾斜を克服する鉄道技術が対象なのですが、この傾いたグラスは、路線の勾配をテーブル上で解決した、一つの知恵の遺産といえるかもしれません。

座席とテーブルがセットになった氷河特急。強い傾斜を登り下りするときは、卓上のワイングラスからワインがこぼれそうになりますね。そんなとき、このワイングラスをくるりと回せばオーケー。ワインは一滴も無駄になりません。

DSCN1373_convert_20131204121529.jpg  DSCN0866+-+バージョン+2_convert_20131111124157

 氷河特急に乗らないと買えないの?という心配を解決したいと、駅の売店で探しました。ありました、ありました!サンモリッツでは、駅のキオスクではなく、レーティッシュ鉄道の切符売り窓口のすぐ横、クールでもレ−ティッシュ鉄道のキオスク(写真)で買えます。値段は確か21.90スイスフラン(約2300円)でした。
こちらの方は世界遺産プライスかナ???




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スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ40年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
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