[268]ジュラノート４

■ジュラシックパーク

ジュラと聞いてまず思い浮かべるのは、「ジュラシックパーク」ではないでしょうか？
ジュラ地方には恐竜がウヨウヨいたのかな、と連想しますが、
ジュラ地方の地層が出来たジュラ紀（いまから約２億万年から１億５千万年前）が、
ちょうど恐竜が地球上を歩き回った時代と重なるので、この単語ができたそうです。

現代のジュラ地方の景色は、のどかそのものです。

[267]ジュラノート３

■ジュラ地方の世界遺産ーラショードフォンの町

こんなジュラ地方にも世界遺産が一つあります。
2009年に指定を受けた「ラショードフォンとルロックルの時計産業都市計画」です。
17世紀から続く時計産業、19世紀の大火などの遺産として、いまのような南向きに同じような縦長の窓を連ねる家並みが形成されました。
まずはこの一見風変わりな町並みをご覧ください。

下の写真のように、一階の窓辺の太陽光のもとで職人さんたちは仕事をしていましたが、いまは見かけることも稀です。

[266]ジュラノート２

■ジュラ地方はスイスの田舎？

スイスはアルプスの国、といわれるのもこの地図を見れば納得。国土の６割は、地図の上でも真っ白に見えるアルプス山脈です。あとの３割が中部平原、ジュネーブ、チューリヒなどの大都市のほとんどがそこにあります。ジュラ山脈はほんの１割です。スイスの中でもジュラ地方は、山を越えればもうお隣の国フランスという僻地、スイスのシベリアと呼ばれてもしかたないかもしれません。

[265]ジュラノート１

■スイスアルプスを遠望するスカイツリーのようなジュラ山脈

　東京のスカイツリーから富士山まで大体100キロだそうですが、スイスのジュラ山脈からアルプスの大連山を眺めるとちょうど同じような位置関係になります。

　しかしジュラ山脈は、スカイツリーのように一つの点ではなくて、バナナのような長い山脈です。その中のヴューデザルプ（Vue des Alpesアルプスの展望地点の意味）から見ると、アルプス山脈はこんな風に見えます。

[264]冬眠明け

■日本・スイス国交樹立150周年の記念切手　

切手シートは、２月６日に日本とスイスで同時に発売されました。
80円切手、10枚綴りで800円。お早目にどうぞ。最寄りの郵便局ならどこでもある筈ですが・・・。

[263]冬眠に戻りたい

■スイスデイズ進行中！

行ってきました！！！　昨日からはじまったスイスデイズ、六本木ヒルズアリーナには、なにやら四角い大きな透明の箱が置かれて、どうやらこれがプロジェクション・マッピングというものらしい。9日の日曜まで続きますが、折からの寒波、会場では小さなカイロを配っていました。でも出来れば大きなのをお持ちになることを薦めます。ステージではスケジュール表にしたがってヨーデルやアルプホーンの演奏がありますが、その合間には是非キオスクでホットワイン（￥700.-)や、ほかほかチーズのラクレット(¥500.-)をお腹に入れて、スイス人もびっくりのこの寒さを吹き飛ばしましょう。
記念切手も発売されました。