fc2ブログ

[422]ハイジおばさんの断捨離日記ー10

■小澤征爾さんとスイス

また、古い新聞の切り抜きが出てきた。2004年11月13日の朝日新聞。
小澤征爾さんが、翌年レマン湖の上方のブロネーと言う小さな村に音楽学校を開くとある。ある年この村を訪ねた時、その学校なるものを発見した。入って見たが、森閑として音は聞こえなかった。二階建て?のシンプルで感じの良い建物だった。
ブロネー城_convert_20180327215138
ブロネーは、城で有名だ。パリに留学していた友人が、「僕のクラスには、ムッシュー・ブロネーという人がいるよ。なんだかスイスにお城を持っているらしい・・・」と言っていたから、この城の名は人名で、それがそのまま村の名前になっているようだ。
近くには、ブロネー・シャンビー鉄道というSLの路線があって、愛好家たちが、毎週末、可愛らしいSLを走らせている。


成城在住の小澤征爾さんは、私より3つ年上だが、数十年前、まだ「成城グリーンプラザ」というテニスクラブが健在だった頃、時々ご友人を伴ってテニスをしに来ておられた。最近はご病気続きで心が痛むが、必ず回復されることと信じている。
スポンサーサイト



[421]ハイジおばさんの断捨離日記-9

■マハトマ・ガンジー

先日の「死の宣告は仏の慈悲か?」の切り抜きの上に、ガンジーの言葉があった。
“明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ』。
英語だと、
      Live as if you were to die tomorrow.
      Learn as if you were to live forever 
となる。

若い時には、デスクの前にスローガンなんぞを掲げて仕事をする上司をややも軽蔑したものだが、今やこの一文は私の座右の銘である。
何を学ぶのか?それを学べ、ということなの・・・。

DSC_0033_convert_20180323214314.jpg
インドで買って来た小物。こういうヤツが一番処理に困る。

[420]ハイジおばさんの断捨離日記-8

■箪笥がない!

髪をカットしてくれる若い美容師さんと話していたら、「私の家にはタンスというものはありません」という。あるのはくくりつけのクローゼット。これなら引越しの時も楽だ!
何かと古い私のところには、将来処分しなくてはならない箪笥や食器棚が4つもある。
世田谷区のゴミ処理の案内には、粗大ゴミに箪笥もあって、大きなものでも2000円で引き取ってくれるらしい。ただしマンションの粗大ごみ置き場に出すこと! そこが問題なのよ! いかに空っぽとはいえ、老婆一人で、5階から地下までエレベーターがあっても運べるわけがないでしょ!そこでものは試しと、区のゴミ処理係へ電話してみた。「あのう、年寄りで一人で運べないんですけど・・・」。
・・・「ご高齢で、一人住まいだとわかれば、前もって打ち合わせして、日を指定して運び出します。ただし、引越しに合わせるなど、利用者の都合の良い日にはできません」とのこと。つまり中身を出して、待っていればいいわけね。
ブラボー!嬉しくなって、年寄りとは何歳からですか?を聞き忘れた。

 
スイスの切り絵細工「デクパージュ」。

Découpage_convert_20180317224543

[419]ハイジおばさんの断捨離日記-7

●本の処理

この方法が最良かどうかは判らないですが、
しかし本は時間差をつけて処分すると良いように思う。
1)まず、本棚のそばに、しっかりした段ボール箱を置く。
2)もう絶対読まない、という本から引き抜いて箱に入れていく。
  未練が残る本は、ひとまずおいて置く。
3)時々思い出したら、この作業を繰り返して、本の数を減らしていく

DSC_0031_convert_20180313093358.jpg
私の本の処理先は、母校東京外語大のHPにあった、「『東京外国語大学古本募金』。5冊以上を段ボール箱にいれて連絡さえすれば、無料でピックアップしてくれる。何より楽チンなのは、どこかに運んだり、送料をかけて送る必要がないこと。聞くところによると、どの大学でも似たような制度があるそうだ。
東京外語の場合、https://www.furuhon-bokin.jp/tufs/apply/を開いて、必要事項に記入するだけで良く、外語の卒業生でなくとも利用できる。
(提携会社はVALUE BOOKS 電話0120-826-292)
条件は、ISBNの番号があること。(ないものが混ざっても構わないとのこと)。ISBNはInternational Standard Book Numberの略だから、洋書にも当然ついている。

初回のトライアルは、3箱66冊で、該当額はしめて762円だった。自分の収入にはならずに、東京外国語大学の活動に寄付される仕組み。微小だが証明書を出してくれて確定申告に使えるとのこと。

[418]ハイジおばさんの断捨離日記-6

■新聞の切り抜き

「死の宣告は仏の慈悲か?」という古い新聞切り抜きが出てきた。
この質問に、イエスと明快に答えたのは、愛知専門尼僧堂長というお方。
死を自覚することで生命の尊さに気づき、一日の生命をどう生きるべきかも真剣に考えられるからと。
断捨離を始めて、思うことはいつも同じ、いつまで何をキープすれば良いのか?
答えは決まっている。死ぬ時まで要るものを!である。
ところがその死ぬ時がわからないから、何を捨てていいのかわからないのである。
私が考えると、こんな下世話な結論になる。


今週のことばjpg_convert_20180306205333


[417]ハイジおばさんの断捨離日記-5

●捨てられないのは、思い出が絡むから? 

それともジュエリーのようにある程度価値があると思えるからか? 
それとも衣服のようにまだ使えると思うからだろうか? 

捨てられない=誰かに貰ってもらう、という図式となるが、その誰かとは誰か!
同年代の自分と同じ断捨離中の人が、貰ってくれるはずはない。
昔から思い浮かぶのは甥、姪など。しかし今のように物が溢れる時代に、いらないからと押し付けられるのが迷惑なのは、言わずもがなというものだろう。


00020002_convert_20180306081138.jpg

中のガラクタジュエリーより、箱根細工の入れ物の方が思い出深い?!
プロフィール

ハイジおばさん

Author:ハイジおばさん
スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ45年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
www.office-romandie.info/

カウンター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR