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[453}ハイジおばさんの断捨離日記ー41

スイスのル・コルビュジエ

世界遺産にも認定された上野の国立西洋美術館で開催中の、ル・コルビュジエ展。
フランスの建築家として後援も全てフランス関係である。

しかし彼はれっきとしたスイスの出身者で、スイス名はジャヌレ。
「ピュリスムの時代」というサブタイトルに、一片のスイスを発見できるかと期待して、新緑の上野の森に出かけて見た。

ル・コルビュジエの出身地は、スイス北部フランスと国境を接するジュラ地方のラショードフォンだ。フランスとスイスを分けるジュラ山脈のその東側、かつて宗教改革の時に、ユグノーと呼ばれるフランスの新教徒が逃れてきた地方である。スイスのシベリアと呼ばれるこの地方には、新教徒の末裔が多くすみ、名前にもユグノーとかユグナンとかが残っている。
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スイス時計産業の中心地であるラショードフォンの街には、ル・コルビュジエが建てた建物がいくつか残っている。その中で私が特に心惹かれたのは、彼が両親のために建てたという「白い家」であった。小高い丘の上にあって、外見より中は広々として、コルビュジエ独特の空間が広がる。

この空間の空気は展覧会の図面では表せない。
スイスからだんだん離れていった彼の当時の作風を見ながら、隣接して展示されていたこの国立西洋美術館常設展の数々に、何かホッしたものを感じたことは否めない。


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[452]ハイジおばさんの断捨離日記ー40

✳️まずどこへ逃げればいいの?

我が住まいの地区の第2避難所と称されている、自宅から徒歩20分の松原小学校の脇を通ったら、写真のような看板が2枚並べて掲げられていた。

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災害一時避難所の呼称も、指定避難所のそれも、似ているが初めてお目にかかる。
もうこれで、避難所の呼び名も5〜6種類お目にかかった気がするが、実在の場所は明大和泉校舎一帯とこの松原小学校の二ヶ所だけだ。

しかもこの第二次避難所とされる松原小学校の看板を見ると、火が燃え広がったら、(第一次避難所である)明大和泉校舎へ逃げてください、と書かれてある。逆じゃなかったのか???


サッパリわからん! 例の区議からもサッパリ応答がない。

ともかく東京都発行の『東京防災』と、世田谷区からの情報に統一がないのは、都と区の連携がきちんとなされていないことの証拠ではないのか?

和田堀浄水場と、世田谷区の連携は、区民の生命にも関わる大事である。しかしどうやら都政も区政も、区民の生命を守ることより、目下の選挙の方が大事のようだ。
プロフィール

ハイジおばさん

Author:ハイジおばさん
スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ45年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
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