11. スイスアルプスの登山史4―スイス山案内人の手帳
スイスアルプス博物館の展示品の中で、特に異彩を放っていたのは、「スイス山案内人の手帳」コーナーだったでしょう。
スイスの山岳ガイドは、居住地の所轄官庁から交付される公式の手帳を携えていて、その中には登山客の謝辞や感想、またガイド自身による客の印象などが書き込まれていました。現在では廃れたこのシステムは、単なる記録以上に両者が深い友情と信頼で結ばれる例をいくつも残しています。
グリンデルワルトの郷土博物館には、日本人登山家が記入した実物が多く展示されていて、その中には昭和天皇の弟君である秩父宮殿下や、同行した槙有恒、松方三郎などの書き込みも見られます。詳しくは、岡沢祐吉著『スイス山案内人の手帳』(ベースボールマガジン社)をご覧ください。
スイスアルプス博物館では、グリンデルワルトから現物の写真を十数点送ってもらい、手帳の体裁に整えて展示していました。

スイスの山岳ガイドは、居住地の所轄官庁から交付される公式の手帳を携えていて、その中には登山客の謝辞や感想、またガイド自身による客の印象などが書き込まれていました。現在では廃れたこのシステムは、単なる記録以上に両者が深い友情と信頼で結ばれる例をいくつも残しています。
グリンデルワルトの郷土博物館には、日本人登山家が記入した実物が多く展示されていて、その中には昭和天皇の弟君である秩父宮殿下や、同行した槙有恒、松方三郎などの書き込みも見られます。詳しくは、岡沢祐吉著『スイス山案内人の手帳』(ベースボールマガジン社)をご覧ください。
スイスアルプス博物館では、グリンデルワルトから現物の写真を十数点送ってもらい、手帳の体裁に整えて展示していました。

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