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●閑話休題

お人形の写真が続きました。スイスは26州あるので、もう少し続きます。
そこでひとやすみ、本物の人間が着た民族衣装をご紹介します。



■アッペンツェル地方の牧上り

これは、スイスの秘境と呼ばれる東北部アッペンツェル地方の、牧上り(6月ごろ、牛を追って、高地の牧草地へ移動する行事)で、必ずこうした赤と黄色の民族衣装をつけ、男性は耳に銀のイヤリング、行列も先頭に3人の子供、ヤギ、そしてカウベルをかついだ3人の大人、チーズ作りの道具一式をのせた荷車、最後に牛の群れと、順序が決められています。



アッペンツェル牧上2+のコピー_convert_20120302131606

山や谷が深い土地柄に応じて、民族衣装も独特です。アッペンツェル地方は、カウベルの刺繍のベルト、金銀細工など,刺繍など細かな工芸でスイス随一と評判です。
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テーマ : スイス情報
ジャンル : 海外情報

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可愛い子供

kazuさん、ご訪問有り難うございます。
この子供を見ているだけで心が和みますが、写真はずいぶん昔から持っているもの、いまはどんなおじさんになっているかな?なんて、ついつまらぬことを考えてしまいます。

可愛い

久しぶりの訪問です。
いいね。牧歌的で・・・
どうしてあちらの子達は可愛いのでしょう。
国は違うけど、ウイーン少年合唱団を思い浮かべました。

牧上り

杉並のもぐらさま、コメント有り難うぞんじます。
スイスは九州くらいの小さな国に26州もあって、成立の過程からして地方分権なので、一極集中の問題はありませんが、やはり若者は都会に出たがるようです。特に言葉を習得するために、圏外の都会で仕事をして言葉を覚え、また戻ってくるようです。いわゆる3Kの仕事は,出稼ぎ労働者にまかせたがるので、時々「こんどのあそこの山の牧童はインド人だってさ!」なんてこともあります。日本の女性でも一夏スイスで牧童をやった人がいるそうです。最近はITの発達で、都会にでなくてもできる仕事は沢山ありますので、爽やかな田園の中で、ややこしい仕事をして居る人も多いようです。また逆に近隣の都会へもすぐ出られるので、都会的な便利さと、昔風の田舎の良さを両方とも備えていて、やはり日本からみると理想的な部分は多く備えていますね。

牧上がり

情緒あふれるお写真ですね。 スイスは伝統を大事に守っているのですね。もぐらの故郷は若者が都会に出て帰郷しないため、伝統行事が若者不足でできなくなってしまいました。 スイスの若者は大都会に出なくても生まれ故郷で生活ができるのですか?兄弟の数が多くても故郷で仕事に就けるのですか? 日本は一極集中(東京)の様子になってきていますね。 故郷の繁華街はシャッター街になっています。デパートがたった一つあったのですが、2年前に閉じました。1市5郡の町にデパートはありません。

これから日本の田舎はどうなってしまうのでしょう?
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ハイジおばさん

Author:ハイジおばさん
スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ45年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
www.office-romandie.info/

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