13. スイスアルプスの登山史6―ミューレン駅のウインドウ

ミューレンにある、シルトホルンへ登る大きな空中ケーブルの駅のショーウインドウに、1969年にアイガー北壁ジャパンルートを開拓した今井通子,加藤滝男,加藤保男,天野博文,根岸知,久保進の6人の活躍を示すポスターや、彼らの当時の登山用品が展示されています(写真)。
もう40年余りもここに飾られて、やや埃をかぶったこの展示品は、シルトホルン空中ケーブル会社のオーナーであるフォイツ家の管理になるもので、東京のスイスアルプス博物館を作るときに是非譲って欲しいと交渉したのですが、とても大切なものなので手放せないと断られたことを想い出します。
ミューレンをお通りのときは、ぜひ村のはずれの空中-ケーブル駅舎を左手奥まで入って、ご覧になってください。
http://office-romandie.info/sam.htmlもあわせてご覧いただければ幸いです。
スポンサーサイト