●スイスアルプスハイキング10
私もスイスで山ガール
登山鉄道の一部をハイキングするコースその7
●グリュッチアルプ~ミューレン(またはその逆)
●約1時間30分、7キロ、標高差(上りまたは下り)152m
再びユングフラウ地方に戻って、氷河が残したU字谷の上に引っかかったような、車乗り入れ禁止の村ミューレン付近のハイキングコースをご紹介します。

左から、アイガー、メンヒ、ユングフラウの名三山の揃い踏み。ミューレンからの眺望は完璧!
ミューレンへの乗り換え地点、グリュッチアルプから、BLM鉄道の線路に沿ってミューレン(またはその逆)へ歩くハイキングコースです。標高1500メートルのほぼ平らな道を、森を出たり入ったりしながら、アイガー、メンヒ、ユングフラウの名3山の全景を飽きるまで満喫します。車窓からもほぼ同じ景色が楽しめますから、歩きたくない人も安心です。


グリュッチアルプの駅。ハイキングコースは手前に向かった広い道。 ミューレンの標識は、高い道への入り口。
途中のウィンテレッグ駅。眺望の良いレストランがありますから、ここで休憩。疲れたらここから電車に乗って帰ってもかまいません。

この道の約500m上方には、さらに眺望が開けた「マウンテンビュー・パノラマ・トレイル」があり2時間半ほどかかります。また800m下のU字谷の底には、ほぼ平なハイキングコースがあり、川べりの花々を楽しみながら、シルトホルン空中ケーブルの麓駅のステッヘルベルグから、グリュッチアルプの麓駅のラウターブルンネンまで歩くこともでき、途中で洞窟滝のトリュンメルバッハに寄ることもできます。

「マウンテンビュー・パノラマ・トレイル」からの眺望。
(このハイキングコースのくわしい説明は、http://www.swiss-support.co.jp/hiking_guide.htmユングフラウ篇コース10として紹介されています。写真は、この電子書籍『スイスハイキング』の著者、和田憲明氏の提供です)。
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