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● ジュラの秋 9

■ スイス、ジュラ地方の秋色 〜 
   国境にまたがるホテル・フランコ・スイス


ジュラ地方のおしまいの話題は、国境にまたがって建つホテル・・・。
正確に言えば、フランスへ出入りする国境とスイスのへの国境線の間、無人地帯に建てられたホテルというのでしょうか・・・。
東の入り口はレストランになっていてスイス領、西の入り口はホテルのフロントでフランス領。当然ホテルの中を目に見えない国境線が貫通しているわけです。

国境ホテル3_convert_20121120171120 国境ホテル6_convert_20121120171237 
こちらはスイス側の入り口。                      反対側のフランス側の入り口。HOTELのTの字の縦線が国境線に当たるそうです。

階段も途中で2国に分かれ、テーブルも一人がスイス領に座れば、もう一人はフランス領。ベッドも頭と足で国が違うという部屋が2つもあります。

国境のテーブル_convert_20121120171337 国境ホテル8_convert_20121120171418
こちらは中央に見えない国境線が走るテーブル       1863年にナポレオン三世が置いた国境の礎石。
                            今頃はこの小さい坊やがオーナーかも?


くわしいことに興味がおありの方は、「スイスとっておきの旅便り」(JTB出版)のP109や、旅名人ブックス『ジュネーブとレマン湖地方』(日経BP)のP166など、ご覧下さい。
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テーマ : スイス情報
ジャンル : 海外情報

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Secre

過去の遺物?

EUになってから、国境の感覚も変わりましたね。スイスはEUに入っていないので、こんな話が生きているわけ。第二次世界大戦当時は、大変だったようですよ。

へえ~面白い!

こんなことあるんだ。島国日本ではありえない。
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ハイジおばさん

Author:ハイジおばさん
スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ45年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
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