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● スイスの文化歴史街道ViaStoria -8

■ViaCook トマスクックの道−4

トマスクックの世界初のパッケージ旅行団体が訪れたスイスのジュネーブ。そこで日曜ににあたった彼らの行動の中心は、教会の礼拝だったと記されています。

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「宗教改革の碑」。高さは約5メートル。左から2人目がジャン・カルヴァン(建造は1909年)

ジュネーブは,カルヴァン率いる宗教改革の中心地。北のルターの改革に続いて、1536年にはプロテスタントに改宗していて、「新教のローマ」と呼ばれていました。すでにローマカトリックと訣別していた英国民や,他の新教徒たちの新しい巡礼先でもあったようです。その中心は、同じくプロテスタントに改宗して中がサッパリしたサンピエール大聖堂。器はカトリックの大聖堂をそのままに、壮大な雰囲気です。ここにはカルヴァンが使ったという,「カルヴァンの椅子」がいまも置かれています。隣にはカルヴァンが説教したという「カルヴァン講堂」があり、ちかくには,ジュネーブ大学の前身といわれる「コレージュ・カルヴァン」もあります。これらはすべて旧市街という小高い丘に集中していて、曲がりくねった小路でつながれ、現代の今でも、中世に引き戻されるような不思議な雰囲気です。
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ジュネーブの旧市街                      毎年12月に旧市街で開かれる「エスカラード」の祭り。400年以上の伝統を持つ。

さて、おなじくジュネーブで有名なのが『花時計』。こちらも作られたのは20世紀になってからなので、トマスクック旅行のご一行様は見ていませんが、この直径直径5メートル、秒針だけで,世界一長い2.5mという花時計が置かれているのは,「英国公園」の傍らです。スイスのみならず、ヨーロッパの各地に、「英国海岸」,「英国教会」,「英国公園」などが置かれているのは、当時、如何に英国人がヨーロッパ大陸を旅して回ったかを物語るものでしょう。

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花時計                            丘の上のサンピエール寺院。麓には有名時計ブランドの広告がビルに林立する。

写真はすべて(C)OTG
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スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ40年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
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