● スイスの文化歴史街道ViaStoria -10
■ViaCookトマスクックの道-6 スイスのマルチニーへ
さてシャモニーをあとにしたトマスクックのツアーは、深いトリアン渓谷の南側にルートを取り、フォルクラ峠を越えてスイスに入りました。現代では、トリアン川の北の斜面を走るマルチニー・シャトラール(MC)鉄道で、シャモニーからマルチニーまで国境越えの楽しい電車の旅ですが、鉄道の開通は、1931年でしたから、一行の旅はチャーター馬車に加えて,一部徒歩はラバの背にゆられての難儀なものだったようです。しかしこのルートは以来ずっと英国人旅行者に人気で、MC鉄道沿線にはファンオーとかレマレコット、トリアンなどの瀟洒な村があり、昔の繁栄ぶりを偲ばせます。
また路線上のシャトラールの上方にはフランス・スイスの共同開発によるエモッソン・ダム,麓には発電所があり、ダムまで急斜面を登る3種類のケーブルカーやトロッコ電車は、観光客にも人気です。頂上のエモッソン・ダムからは、夏には数時間のハイキングで、恐竜の足跡の化石を見に行く事もできるそうです。

工事用のケーブルカーやモノレールを改造した観光ルートはいずれも恐ろしいほどの勾配!トロッコ列車ももちろん狭軌。下の直線がMC鉄道。

エモッソンダムの長い堰堤。向こうはフランスの山々。 頂上には恐竜のモニュメントが・・・。
下の写真は、標高1100mあたりを走るMC鉄道の車窓から、標高1961mのダムの堰堤を見上げたところです(中央の逆三角のグレイの壁が,上の図の左手のダムです)。
これが地震国日本だったらと想像すると、身が竦む思いです。

乗っている電車が走っているのは今フランス領。ダムはこのようにフランス側に口を向けています。
さてシャモニーをあとにしたトマスクックのツアーは、深いトリアン渓谷の南側にルートを取り、フォルクラ峠を越えてスイスに入りました。現代では、トリアン川の北の斜面を走るマルチニー・シャトラール(MC)鉄道で、シャモニーからマルチニーまで国境越えの楽しい電車の旅ですが、鉄道の開通は、1931年でしたから、一行の旅はチャーター馬車に加えて,一部徒歩はラバの背にゆられての難儀なものだったようです。しかしこのルートは以来ずっと英国人旅行者に人気で、MC鉄道沿線にはファンオーとかレマレコット、トリアンなどの瀟洒な村があり、昔の繁栄ぶりを偲ばせます。
また路線上のシャトラールの上方にはフランス・スイスの共同開発によるエモッソン・ダム,麓には発電所があり、ダムまで急斜面を登る3種類のケーブルカーやトロッコ電車は、観光客にも人気です。頂上のエモッソン・ダムからは、夏には数時間のハイキングで、恐竜の足跡の化石を見に行く事もできるそうです。

工事用のケーブルカーやモノレールを改造した観光ルートはいずれも恐ろしいほどの勾配!トロッコ列車ももちろん狭軌。下の直線がMC鉄道。


エモッソンダムの長い堰堤。向こうはフランスの山々。 頂上には恐竜のモニュメントが・・・。
下の写真は、標高1100mあたりを走るMC鉄道の車窓から、標高1961mのダムの堰堤を見上げたところです(中央の逆三角のグレイの壁が,上の図の左手のダムです)。
これが地震国日本だったらと想像すると、身が竦む思いです。

乗っている電車が走っているのは今フランス領。ダムはこのようにフランス側に口を向けています。
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