● スイスの文化歴史街道ViaStoria - 19
■トマスクックの道Via Cook-グリンデルワルトへ
さて、ちょっと『ピアニスト』で遠回りしてしまいましたが、その間にトマスクックツアーの一行は、現代日本人に人気随一のグリンデルワルトへ(歩いて)やってきました。
グリンデルワルトはどうしてこんなに人気があるのでしょう?
グリンデルワルトの村は、アイガー北壁の真下にあるように思われるかもしれませんが、実際はずっと右手に見えていて、北壁もかなり横目で見る感じです。それでもクック一行がここを目指したのは、そのメンバーがほとんど英国アルパインクラブのメンバーだったことがあるのでしょうか。アイガー自体は1858年に初登頂されていたということで、その5年後に一行がここを訪れようとしたのも無理からぬ話です。

グリンデルワルト氷河 グリンデルワルト村の奥から見たアイガー北壁
実際にメンバーはアイガーには挑戦せず、グリンデルワルトの2つの氷河を訪れ、その中に掘られたトンネルにも入っています。氷河には前進期と後退期があり、いまからほんの30年ほどまえには、グリンデルワルトの氷河が前進して、村が呑み込まれるかも知れない、というニュースが駆け巡ったときもあったのです。いまでは地球温暖化のせいか、グリンデルワルト氷河のことを話題にする人も少なくなりました。
さて、ちょっと『ピアニスト』で遠回りしてしまいましたが、その間にトマスクックツアーの一行は、現代日本人に人気随一のグリンデルワルトへ(歩いて)やってきました。
グリンデルワルトはどうしてこんなに人気があるのでしょう?
グリンデルワルトの村は、アイガー北壁の真下にあるように思われるかもしれませんが、実際はずっと右手に見えていて、北壁もかなり横目で見る感じです。それでもクック一行がここを目指したのは、そのメンバーがほとんど英国アルパインクラブのメンバーだったことがあるのでしょうか。アイガー自体は1858年に初登頂されていたということで、その5年後に一行がここを訪れようとしたのも無理からぬ話です。


グリンデルワルト氷河 グリンデルワルト村の奥から見たアイガー北壁
実際にメンバーはアイガーには挑戦せず、グリンデルワルトの2つの氷河を訪れ、その中に掘られたトンネルにも入っています。氷河には前進期と後退期があり、いまからほんの30年ほどまえには、グリンデルワルトの氷河が前進して、村が呑み込まれるかも知れない、というニュースが駆け巡ったときもあったのです。いまでは地球温暖化のせいか、グリンデルワルト氷河のことを話題にする人も少なくなりました。
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