● スイスの文化歴史街道ViaStoria-24
■再びトマスクックの道ViaCook- ヌーシャテルへ
あれこれと寄り道をしているうちに、トマスクックのツアーが、いまから丁度150年前に、ロンドンから世界初のスイス向けパッケージ旅行に出発した6月26日が近づいてきました。
このブログ上では、一行の旅は,リギ山を過ぎて、鉄道でスイスの大学都市ヌーシャテルへ向かっています。

ヌーシャテルのシンボル、丘の上のコレジアル大聖堂。
ヌーシャテルはすでにその当時でも,時計産業の集散地として知られていたようです。この旅の記録を残したジェミマ・モレル女史によると、一行はここで時計を買うのを楽しみにしていたのが、アレンジの都合で、出発前の数時間しか買い物ができなかったと,苦情を漏らしています。このあたりも現代のパック旅行に似て、笑いを誘います。
向こうに見えるのスイス一大きいヌーシャテル湖 ヌーシャテルの旧市街
時計産業と同じルーツをもつ仕掛け装置、それは次第にオルゴール産業へと向かったのでしたが、写真のジャケー・ドロー制作の3体の仕掛け人形は、この世に存在していたのでした。しかしトマスクック一行が、この仕掛け人形を見学したという記録はありません。

この3体は人間の子供くらいの大きさがあり、それぞれ、ピアニスト、書記、画家の名で呼ばれています。実際に鍵盤を奏で、字を書き、絵を書く、もう300年も前に作られたものですが、現代ならさしずめロボットです。
あれこれと寄り道をしているうちに、トマスクックのツアーが、いまから丁度150年前に、ロンドンから世界初のスイス向けパッケージ旅行に出発した6月26日が近づいてきました。
このブログ上では、一行の旅は,リギ山を過ぎて、鉄道でスイスの大学都市ヌーシャテルへ向かっています。

ヌーシャテルのシンボル、丘の上のコレジアル大聖堂。
ヌーシャテルはすでにその当時でも,時計産業の集散地として知られていたようです。この旅の記録を残したジェミマ・モレル女史によると、一行はここで時計を買うのを楽しみにしていたのが、アレンジの都合で、出発前の数時間しか買い物ができなかったと,苦情を漏らしています。このあたりも現代のパック旅行に似て、笑いを誘います。


時計産業と同じルーツをもつ仕掛け装置、それは次第にオルゴール産業へと向かったのでしたが、写真のジャケー・ドロー制作の3体の仕掛け人形は、この世に存在していたのでした。しかしトマスクック一行が、この仕掛け人形を見学したという記録はありません。

この3体は人間の子供くらいの大きさがあり、それぞれ、ピアニスト、書記、画家の名で呼ばれています。実際に鍵盤を奏で、字を書き、絵を書く、もう300年も前に作られたものですが、現代ならさしずめロボットです。
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仕掛け人形
kazu様、
仕掛け人形は、ほんとうに良く出来ていて、ピアニストに恋した、という人もいるそうです。
表面は綺麗ですが、背中を明けると円盤がぎっしり重なっていてゾーッ、百年の恋も醒めようというものですが・・・。
仕掛け人形は、ほんとうに良く出来ていて、ピアニストに恋した、という人もいるそうです。
表面は綺麗ですが、背中を明けると円盤がぎっしり重なっていてゾーッ、百年の恋も醒めようというものですが・・・。
こりゃ、すごい
ハイジおばさん、こんにちは
久しぶりの訪問です。
仕掛け人形、すごいですね。
小樽のオルゴール館で、ピエロの仕掛け人形を見かけたことがあります。
ロボットだと味気ないですが、当時は、人々の驚きを誘ったのでしょうね。
久しぶりの訪問です。
仕掛け人形、すごいですね。
小樽のオルゴール館で、ピエロの仕掛け人形を見かけたことがあります。
ロボットだと味気ないですが、当時は、人々の驚きを誘ったのでしょうね。