fc2ブログ

[241] スイスの夏景色−家

■入れ墨の家壁

この壁絵はスグラフィッティと呼ばれ、エンガディン地方、特にイン川下流の下エンガディン地方を代表する建築様式です。約100キロに及ぶエンガディンの谷の、その下流地帯に点在する、ツェルネッツ、グアルダ、アルデッツ、シュクオル、セントなどの村々に多く見られます。
スグラフィッティは、壁に塗る漆喰が生渇きのうちに、ガリガリと紋様を削り、そこに色を施していく手法で、これを「入れ墨」と呼んだ日本の大新聞の記者がおりましたが、まさに明言ですね。


スグラフィッ0002_convert_20130818212732

この「アダムとイブ」と呼ばれる家は、アルデッツ村(ARDEZ)にあります。このようにテーマ性のあるものから、単なる紋様の連続まで、いろいろのデザインと色があり、ピンク、空色、黄色などのパステルカラーの家壁は、雪景色のもとでは特に独特の雰囲気を醸し出します。

家の中央の大きなドアと、ベンチについては次回に!






スポンサーサイト



テーマ : スイス情報
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

Secre

プロフィール

ハイジおばさん

Author:ハイジおばさん
スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ45年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
www.office-romandie.info/

カウンター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR