fc2ブログ

[251]ややこしい世界遺産−スイスの巻

■ラショー・ド・フォンの世界遺産

隣町のル・ロックルとともに世界遺産に選定された理由を,もう少し肌で感じてみたい、とラショー・ド・フォンの町を歩いてみました。
たしかに、家並みは横数列の直線上に機能的に配置されて、建物の色合いやデザインは違っていても、共通するのは、縦長のガラス窓の平均した間隔と高さで,大火のあとにこの町が時計作りの目的のもと一定のコンセプトで整備されたことがよく判ります。いまではその殆どが市民のための住居になっているそうですが、昔は、この高い窓から入る太陽光のもとで、職人たちが額に眼鏡を載せて作業していたのです。時計作りの基本は、部品毎の分業制で、ここはネジを作る家、あちらは文字盤を作る作業場、といくつにも分かれていて、最初は家内工業だったものが、こうしたアトリエでの部品製作の時代を経て、いまでは郊外の大工場で一貫作業で時計が生産されているとのことです。

IMG_6130_convert_20131110154807_201311101643535d1.jpg

さて、こうした建物のいくつかの正面玄関から、そーっと中へ一歩踏み入れてみました。
そこは予想もしない別世界、19世紀末から20世紀にかけてのアールヌーボーの世界が繰り広げられていたのです。すべての建物というわけにはいきませんが、市ではいくつかの保存の良いものを案内しています。そしてよく見れば、建物につけられたバルコニーもアールヌーボー形式。こんなところに世界遺産の隠れた魅力があるのかもしれません。


IMG_6207_convert_20131110154931.jpg DSCN1325_convert_20131110155009.jpg



スポンサーサイト



テーマ : スイス情報
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

Secre

プロフィール

ハイジおばさん

Author:ハイジおばさん
スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ45年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
www.office-romandie.info/

カウンター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR