[258]ホッとする世界遺産−スイスの巻
■ミュスタイアの聖ヨハネ・ベネディクト修道院
やれやれ、目の前に見えるものとタイトルがすぐ一致する世界遺産は、なにやら安心して見られる気分ですね。

1983年にすでにスイスの世界遺産に登録された聖ヨハネ・ベネディクト修道院は、8世紀の聖堂がたったひとつ、あとは付随のミュージアムがあるだけです。左側の半円の扉を一歩入ると、そこはカロリンガ朝時代の壁画の世界です。

この半円の扉の奥が世界遺産 入りそこなったミュージアム

まるで仏教寺院のような正面祭壇の壁画。
しかしこの世界遺産の難点は ”遠い” こと。スイス東南部のイタリア国境、スイス唯一の国立公園を抜けたミュスタイアという僻地にあり,大都市からだったら片道半日がかりでしょう。帰りのバスの時間にせかされてミュージアムを見る事ができなかったのは、かえすがえすも残念でした。出来れば近くのサンタマリア村に一泊して、まるで奈良の法隆寺のような佇まいを田園風景の向こうに見定めながら、巡礼者のように歩いて訪れてみるのもいいかもしれません。
平野の中に溶け込んだ佇まい。 人は少ないが活気を感じるサンタマリア村
やれやれ、目の前に見えるものとタイトルがすぐ一致する世界遺産は、なにやら安心して見られる気分ですね。

1983年にすでにスイスの世界遺産に登録された聖ヨハネ・ベネディクト修道院は、8世紀の聖堂がたったひとつ、あとは付随のミュージアムがあるだけです。左側の半円の扉を一歩入ると、そこはカロリンガ朝時代の壁画の世界です。


この半円の扉の奥が世界遺産 入りそこなったミュージアム


まるで仏教寺院のような正面祭壇の壁画。
しかしこの世界遺産の難点は ”遠い” こと。スイス東南部のイタリア国境、スイス唯一の国立公園を抜けたミュスタイアという僻地にあり,大都市からだったら片道半日がかりでしょう。帰りのバスの時間にせかされてミュージアムを見る事ができなかったのは、かえすがえすも残念でした。出来れば近くのサンタマリア村に一泊して、まるで奈良の法隆寺のような佇まいを田園風景の向こうに見定めながら、巡礼者のように歩いて訪れてみるのもいいかもしれません。


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