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[306]ジュラノート40

■石を投げれば時計職人に当たる?ジューの谷

平たいキノコの傘を横から見たような形のジュラ山脈、その上部はずっとフランス領に覆われ、とくに西の端は、すっぽりフランスに取り囲まれます。湖の向こうの森を越えればもうフランス領、そんな長細いジューの谷は、正真正銘、時計産業、とくにムーブメント(部品)産業の中心地です。

フランスとの国境線も寛容な構造のこの谷も、もとはと言えばフランスから流入したユグノー教徒の定着地のひとつ、苗字もピゲ、ロシャなどと、6千人の人口の多数が4−5種類の苗字で占められるという,典型的な閉鎖社会です。

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ジューの谷の中心はル・サンチエ村。ここにはプランパン、ブレゲ、オーディマ・ピゲなどの著名な時計会社が共同出資で作った「エスパース・オルロジェ(時計センター)」があり、とくに時計部品の発達を詳しく展示しています。空気の澄んだ、清らかなジューの谷は、ほんとうに精密産業にはぴったりなのです。
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Secre

No title

私も長年スイスに関わってきたのに、スイスの高級時計とはまったく無縁の一生でした。
日本の進出に対抗して、スイスではスウォッチのような簡便時計と、超高級時計に分化して、
それが成功したそうです。世界には桁外れの金持ちがいるそうですから、桁外れに高い時計があっても、
おかしいことはないのでしょう。いずれにしも、おっしゃるとおりの匠の世界の産物です。

とても手がでませんが・・・

ハイジおばさんへ

スイスの匠、日本の匠、どこか共通するものがあるような気がします。
織物、漆芸、ガラス工芸、竹細工、螺鈿など、いずれも気の遠くなるような技の仕事です。

スイスの時計、ロレックスやオメガぐらいしか知らなかったのですが、
ダイヤモンドをちりばめるだけでなく、一桁も、二桁も、価格が上のブランドがあることを知りました。

ん千万円の高級車同様、超富裕層が顧客なのでしょうね。
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ハイジおばさん

Author:ハイジおばさん
スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ40年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
www.office-romandie.info/

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