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[331]スイスに住んだセレブ-1の7

■オードリー・ヘップバーン・パヴィリヨン

トロシュナ村の地図の中でお気づきの方もあったかもしれませんが、この村にはパヴィヨン・オードリー・ヘップバーンという建物があります。正確にはありました、と過去形になりますが、建物自体は今でもある筈です。
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これはヘップバーンが亡くなってまもなく、トロシュナ村の村民、とくに同時期に、学校に子供を通わせた母親たちが中心になって、もとの小学校の校舎を再利用し、ヘップバーンの2人の息子たちから遺品を借り受けてオープンさせたものでした。しかし数年後には、この展示品の貸与期限が切れ、息子達が遺品を引き上げたということで、このパヴィリヨンは閉鎖になりました。正面入り口の両翼には彼女の活躍の足跡を示す数々の品が展示され、前庭の右手には、胸像も置かれていました。

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厳しい顔つきのオードリーですが、映画『許されざる者』から取られたものです。     今でも咲き誇っているに違いないオードリーの薔薇
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Secre

No title

頂いたコメントにお返事すると、こんな古い部分に戻ってしまいます。大丈夫でしょうか?
モルジュの展示会の案内は、私もどこかで見ましたが、やはりとても行かれません。
以前、ヘップバーンのパヴィリヨンに、ジヴァンシーの衣装が4−5点展示されていましたが、意外に
大きかったのに驚きました。ヘップーバーンは背の高いひとだったんですね。

よろしければ、今後は上記のメールアドレスにメールくださいませ。

オードリー展

5月20日からmorgesでAudrey Hepburn & Hubert de Givenchy展が行われるようです。
行きたいけれど、先立つものが・・・(涙)

http://www.fondationbolle.ch/elegante-amitie

オードリーの胸像

ありがとうございます。同じものだったんですね。「許されざる者」では撮影中にオードリーは落馬してしまい、大けがを負ったそうですね。そんなこともあり、厳しい表情をしていたのかもしれませんね。像の下には、フランス語で文章が書かれていたのですが、フランス語で全然わかりませんでした。しかし、二人の息子、ショーンとルカの名前だけは読めました。たぶん、二人が送ったのだろうな、という想像はつきました。そうそう、ラ・キュールにある、国境にまたがるホテル、興味深々です。日本では絶対に経験できない、歩いて国境を越えること。右足はスイス、左足はフランス。こんな経験がしてみたいです。

ヘップバーンの胸像

大変長くお待たせしました。
トロシュナ村の村役場前にあるオードリーの胸像が、旧パヴィリヨン前にあったものとは違うのではないかというご指摘でしたが、現地の友人に問い合わせたところ、これは同じものなのだが、一部造りかえたということです。新しいものは、私は写真でチラと見ただけなのですが、たしかに髪型などが違うようです。オリジナルのものは、『許されざる者』という映画から取られたもので、オードリーらしからぬ厳しい表情でしたから、きっと息子たちが、もっと優しい像にしたかったのではないかと、これは私の想像です。ご納得いただけたでしょうか?

No title

拙著をご愛読頂きありがとう存じます。書いてからもう15年も経ってしまいました。ヘップバーンの面影も遠いものになりしたね。現地にもご無沙汰していて、逆に投稿から教えられています。有り難う存じます。
ハイジおばさんより

スイスとっておきの旅便り

amazonで注文していた本が届きました。以前、近所の図書館でこの本を見つけて借りてきました。morgesを訪ねるのに大変、参考になったものです。。本屋を探したのですが、見つからず、今回、amazonで見つけて即注文。この本を手元に置けるのは大変、嬉しいことです。

No title

旧パヴィヨン前の胸像が撤去されていたとは知りませんでした。市庁舎前のものとは違うようですね。
現地の友人に聞いてみます。
ハイジおばさんより。

オードリーの胸像

この胸像は今どこに置かれているのでしょう?市庁舎前の胸像とは違うような気がするのですが・・・

No title

「許されざる者」でサーチすると、クリント・イーストウッド主演、1992年制作のものが出てくるのですが、どちらの映画も内容は知りません。1960年にオードリーと共演したのは、バート・ランカスター。確か彼の主演で、『薔薇の刺青』という映画がありましたよね。あの切ない音楽は今でも心に残ります。

情報ありがとうございます。

「許されざる者」撮影中に、そんなことあったのですか。
びっくりしました。

No title

映画『許されざる者』は、撮影中にオードリーが落馬したり、流産につながるなど、本人にとっては苦しい時期のものであったようですが、何故、よりもよってその時期のものを彫像にしたのか? このあたりに、彼女の真実の姿を伝えたいという意図が強くあったのかもと思わされます。 またそれが、このパヴィリヨンを存続できなくした理由かも知れないとも・・・。

とてもヘップバーンには見えない

ハイジおばさんへ

映画みてないけど、調べたら、彼女の唯一の西部劇だそうですね。

共演のバートランカスターも若い。
なにせ1960年だものね。
プロフィール

ハイジおばさん

Author:ハイジおばさん
スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ45年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
www.office-romandie.info/

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