[359]スイスに住んだセレブ22-2
■逃げ出したホームズの足跡を追って、
ロンドンからスイスへ追っかけツアー!
コナン・ドイルの『最後の事件』によれば、ホームズが悪の帝王モリアティ教授に追われるようにロンドンを逃げ出したのは1891年のことになっている。それから100年後の1991年、ロンドンのシャーロック・ホームズ協会は、その逃亡ルートを再現しようと、ロンドン発のスイスツアーを編成した。参加者はすべて当時の装束に身を包み、ユーモアで固めたようなツアーであったようだ。
本文中ではホームズとワトソンの2人旅なのだが・・・。
ジェミ峠と書かれているゲンミ峠の頂上へ着いたご一行さま。
大きな岩がゴロゴロと落ちて来たというダウベン湖のほとり
こんな大勢で英国を逃げて来たわけではないのだが・・・。
たしか前後数年にうちに再実施されたこのツアーに日本から参加したのが、日本シャーロックホームズクラブの会長、小林司夫妻とお嬢さんのエリカさん。ホームズの物語には日本人の登場人物はいないので、やむなくライヒェンバッハの滝で突き落とされるとき、日本のバリツ(武術?)を習っていたのが役に立って逃れ得たと書いてあるのを引用して、日本の武術の先生ということで和服姿に日本刀を携えてこのツアーに参加した。あとでお話を聞くと、この日本刀を持って税関を通るのが実に難儀だった、と語られるユーモア溢れる先生だったが、惜しくも他界されている。
ロンドンからスイスへ追っかけツアー!
コナン・ドイルの『最後の事件』によれば、ホームズが悪の帝王モリアティ教授に追われるようにロンドンを逃げ出したのは1891年のことになっている。それから100年後の1991年、ロンドンのシャーロック・ホームズ協会は、その逃亡ルートを再現しようと、ロンドン発のスイスツアーを編成した。参加者はすべて当時の装束に身を包み、ユーモアで固めたようなツアーであったようだ。




たしか前後数年にうちに再実施されたこのツアーに日本から参加したのが、日本シャーロックホームズクラブの会長、小林司夫妻とお嬢さんのエリカさん。ホームズの物語には日本人の登場人物はいないので、やむなくライヒェンバッハの滝で突き落とされるとき、日本のバリツ(武術?)を習っていたのが役に立って逃れ得たと書いてあるのを引用して、日本の武術の先生ということで和服姿に日本刀を携えてこのツアーに参加した。あとでお話を聞くと、この日本刀を持って税関を通るのが実に難儀だった、と語られるユーモア溢れる先生だったが、惜しくも他界されている。
スポンサーサイト
コメントの投稿
No title
小林先生は、本物の日本刀を持っていらしたようですよ。大真面目にユーモアを楽しむのは、イギリス人の特技かと思っていましたが・・・。ホームズの話は、当時の時代背景を知るにも便利で、鉄道がどこまで敷かれていたとか、流行りの観光ルートなども浮かんできます。
へえ~、こんなツアーあったんだ
ハイジおばさんへ
ホームズとワトソン姿の後にぞろぞろ。
面白い写真です。
たとえ模擬刀でも、税関通過はそりゃ簡単ではないでしょう。
ホームズとワトソン姿の後にぞろぞろ。
面白い写真です。
たとえ模擬刀でも、税関通過はそりゃ簡単ではないでしょう。