[364]閑話休題−2

■スイスの新ゴッタルトトンネル記念切手

 スイスの友人から馬鹿でかい切手を貼った郵便が届いた。横10センチはある。

(実寸)

 この3連の切手は、今年6月1日に開通した57キロの新ゴッタルトトンネルの完成記念に、スイスの郵政局が新たに発行したものだそうだ。横104ミリ、縦37ミリある。ご覧のように右左が各1フランとなっているから、これを切り離して(中央部分は無価値)、1フランの切手2枚として、または全部使って2フランの切手としてもよい。友人からの航空便は、これ全体を一通の封書に貼って届いた。

 実はこの図柄中央の茶色い部分、これがゴッタルト山塊にあたるわけだが、この部分には本物のゴッタルトの土が混ぜられているという。この17年かかった大工事では、2800万トンの土が掘り出されたそうだが、そのうちの15キロが、工事担当者から郵政局に寄贈され、これを特殊な糊のなかに混ぜ込んで、この部分を塗ったそうだ。だから触るとザラザラする。

 左上に小さく見える青い機関車はカーゴ用、右上の赤い機関車は客車用を示し、図柄の左はスイスドイツ語圏の入り口のErstfeld附近、右部分はイタリア語圏のBodio附近を表わす。しかし基本構想は、オランダのロッテルダムやアントワープの港からイタリアのミラノを結ぶヨーロッパ縦断の大動脈構想だそうで、未だドイツ国内とイタリア国内の整備が追いつかず、一本化を待っているようだ。これで開通記念の列車にメルケル首相などの要人が乗っていたわけが判る。
 EUには加盟していないスイスだが、なかなかどうして、EU脱退云々で騒ぐどこかの国に比べて、ずっと男気がある快挙ではないか!!!
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Secre

気を落とさずに・・・

ハイジおばさんへ。

切手収集家は、マニアックですから、珍しい切手を欲しがります。
子供の頃、よく記念切手を買っていたことがあるけど、じき熱が冷めました。
大体使用済みのほうが、安いですね。

No title

ハア、そうでしたね。切手というのは価値が上がるんだ〜〜〜。いまでもそうなのですか?
消印がないと/あると、いけない、どっちでしたっけ???

何年か後と言っても、昨年末の転落事故以来、寿命にはかなり悲観的な私!
誰かに預けておこうかなっと・・・・・。

貴重な記念切手

ハイジおばさんへ。
これはめずらしい。
まさしくグローバルな国ですね。
何年か後には価値があがっているかも。

なんでも鑑定団の鑑定士の言葉じゃないけど、「大切になさってください」
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ハイジおばさん

Author:ハイジおばさん
スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ40年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
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