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[450]ハイジおばさんの断捨離日記ー38

🌠イチロー引退

 長らく東京新聞をとってきたのは、料金が安かったからである。一ヶ月で数百円の差とはいえ、新聞の古紙として出すときには、抵抗がなくもなかった。

 それがこの4月から300円値上げしますとのこと。

 これこそ朝日新聞への復帰を決めるチャンス! 大げさだが、朝日の強引な勧誘を毛嫌いしていた自分を心変わりさせたのは、ここ十数年来、東京新聞のタイトルの付け方が、常にピンとこないできたむず痒さだった。

 たった数文字のタイトル!素人の自分が添削などできるわけはない。しかし、東京新聞のタイトル付けを見るとき、いつでもどこといえないピントのズレを感じ、またどこにもそれをぶつけられないもどかしさを感じてきたのだった。

 一体どこが違うのか???

 昨日、今日とイチローの引退記事で、一面のみならず三面まで総動員の両紙である。

 メインタイトルはどちらも『イチロー引退』日米4367安打も同一。

 違うのは、「後悔などあろうはずがありません」(朝日)に対し、45歳「この大歓声、後悔ない」(東京)の部分、ほとんど差がないのも珍しい!

 この2つの文章で、長年疑問に思ってきた両新聞の、タイトル付の優劣を判断するのは少々無理があるが、あえて極論すれば、東京新聞は、しばしば表現のスタンスが一人称から三人称へとブレる。上記の2例でも、大歓声は自分ではなく観客のもので、それを聞けば自分は後悔ない、というふうに、感覚が往来する。そこでインパクトが失われる・・・・・と私は感じる。

 一週間、東京新聞と朝日新聞の両方が追加料金なしに配達されるから、これ式の素人論評は一週間は続けられる。これだけでも得した気分なのは、貧しい読者の、本音でしょう。


あと一週間で、もっと適切な例が見つかるか???
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スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ45年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
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