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●カリジェとウルスリの鈴4

岩波のシリ-ズのうち、私の手元にあるのは、1篇目の「ウルスリの鈴」と2篇目の『フルリーナと山の鳥』が合冊になった『アルプスのきょうだい』で、なんと1954年第1刷の、1978年17刷り380円也です。
フルリーナというのは,ウルスリの妹です。


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6冊の絵本のうち、はじめの3冊は、カリジェは絵だけを描きました。
文章は、友人でもあったゼリナ・ヘンツという女流作家が書いたものです。
ですから、安野先生のおっしゃるウルスリ少年の「男の子の心理」は,女性が書いたものなのです。
先生が、私の方を向いては、女の人でもこういう心理がわかるのかなあ、と繰り返しおっしゃったのを、これまた懐かしく思い出します。

ゼリナ・ヘンツは、エンガディン地方のグアルダという美しい村の出身で、カリジェはもちろんこの村を訪れて絵を書きました。

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テーマ : スイス情報
ジャンル : 海外情報

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メルヘンは心の中に?

今回は、安野光雅先生との旅行記を綴ってまいりますが、いくつになっても心にメルヘンを持っている人と
いうのがおられるのですね。きっと日野原先生もそうなのではないかと思います。

メルヘン

ウルスリの鈴も読んでみてください。数分で読めてしまう短編です。
お貸ししましょうか?

メルヘンですなあ

近くの歯医者さんの待ち時間に、絵本を開くことがあります。
葉っぱのフレデイ、かの日野原先生がミュージカルになさったメルヘンの世界です。
プロフィール

ハイジおばさん

Author:ハイジおばさん
スイスとのおつきあいは、スイス政府観光局から始まって、もうかれこれ45年。まだまだ奥深いスイスの魅力を追いかけています。hpもどうぞご覧下さい。
www.office-romandie.info/

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