●カリジェとウルスリの鈴7
チューリヒ市内や北の町にも、カリジェの壁画などが残っていることは調べがついていましたが、私たちは一刻も早く、本当のカリジェに会いたいような気分にかられていたのでしょうか、一路南への道をとって、クールという町へ向かいました。ここは観光で有名な氷河特急の発着地点で、古くからの司教座がある歴史的な町です。この町の、あるホテルに、カリジェの絵や写真が沢山残っているという情報を入ったのです。リヒテンシュタインの端っこをかすめ、ハイジのお話のふるさとマイエンフェルトもすっ飛ばして、我々は一路、クールにある、ホテル『シュテルン』を目指しました。
ホテル「シュテルン」の2階にあるカリジェ・ステューベの看板
当時の支配人エミール・フィスターさん
このホテルのオーナーのエミール・フィスター氏は、私たちの顔を見るなり2階の「カリジェ・ステューベ」に連れていきました。そこにはカリジェの作品だけでなく、カリジェが実際にこの部屋を訪れたときの写真や、フィスター氏と並んで撮った写真などが並べられていました。フィスター氏は、カリジェと大の仲良しだったのです。2階全体をカリジェに捧げるスペースとして惜しげもなく使い、そのグリゾン風の装飾は、当然のことながらこの地の出身であるカリジェの作品にしっくりとけ込んでいました。
カリジェ・ステューベにはいってくるカリジェ本人
カリジェとフィスターさん
有名な鷹と男の絵
2人の後ろの絵


このホテルのオーナーのエミール・フィスター氏は、私たちの顔を見るなり2階の「カリジェ・ステューベ」に連れていきました。そこにはカリジェの作品だけでなく、カリジェが実際にこの部屋を訪れたときの写真や、フィスター氏と並んで撮った写真などが並べられていました。フィスター氏は、カリジェと大の仲良しだったのです。2階全体をカリジェに捧げるスペースとして惜しげもなく使い、そのグリゾン風の装飾は、当然のことながらこの地の出身であるカリジェの作品にしっくりとけ込んでいました。




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