●カリジェとウルスリの鈴21

ルンギン峠の分水標識
エンガディンの谷の中央を流れるイン川は、オーストリアまで流れてドナウ川に合流します。その水源はこの谷のずっと上流、谷の再奥のマローヤ村の上方のルンギン峠に発します。標高2645mのこの峠は、アドリア海、北海、黒海の分水嶺にあたり、まさにヨーロッパの屋根のひとつです。

1948年オリンピックのためにカリジェが依頼されたポスター
このあたりは上エンガディン地方と呼ばれて、一番奥のマローヤにはセガンチーニが住み, 途中のジルス・マリアにはニーチェが、そしてサンモリッツは、世界の王族が集う豪華なホテルが立ち並ぶスキーのメッカとして知られます。1928年と1948年の2回冬季オリンピックを開催し、カリジェもポスターを描いています。

手前からサンモリッツ、シルヴァプラナ、ジルスマリア、マローヤ(右手奥で見えない)の村々
スポンサーサイト
コメントの投稿
プロの写真です
この3点のうち、2枚はプロの写真です。私ではとてもこんな風には仕上がりません。
kazu氏の腕前だったら、スイスはもっともっと美しいでしょうと思います。
水源の写真などは、記録としても価値がありますね。
湖が連なる写真は、すこし小高い丘から遠景で撮っています。どこから撮ったかが判るというのも、
スイスの特徴かもしれません。
kazu氏の腕前だったら、スイスはもっともっと美しいでしょうと思います。
水源の写真などは、記録としても価値がありますね。
湖が連なる写真は、すこし小高い丘から遠景で撮っています。どこから撮ったかが判るというのも、
スイスの特徴かもしれません。
どこでも絵になるスイス
きれいですね、美しいですね。
アルプスのハイジおばさん。
はたからはうらやましい体験です。
アルプスのハイジおばさん。
はたからはうらやましい体験です。