●スイスのワイン12


なにやら気味の悪いラベルですが、その名前も「地獄の熾き火」。
説明文によると、ブドウの味はその下の土壌によって決まり、エペッス村のブドウは、その下に数千年にわたってくすぶり続ける熾き火の熱によって、鋭い味が作られるということです。

断崖絶壁のラヴォー地方のブドウ畑には、所々に断層があり、その断層の向こうとこっちでは、ブドウの味が違って育ち、ワインの味にも影響するのだという話を聞いたことがあります。その時思い出したのは、魚沼産のお米が川向こうと反対側では味が違うという通の言葉、日本酒とワインの共通点が一瞬思い浮かびました。

世界遺産ラヴォーのブドウ畑には、3つの太陽があると言われます。
1つ目は本物の太陽、2つ目は目の前に広がるレマン湖の反射光、そして3つめは急斜面の段々畑に埋め込まれた石垣。この石垣が熱を吸い取って、夜の間も土壌をあたため続けます。この3つの太陽によって、ラヴォー地方の名産ワインが育まれるのだと、ワイン作りたちは言います。
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斜にかまえるといいのですね?
たしかに、メディアの取材旅行などで見ていると若いカメラマンが、先輩の足跡の上に乗っかって写真を
撮っていたのを思い出します。
それにしても、「気がつけば82歳」の方はお達者ですね。見習いたいものです。
撮っていたのを思い出します。
それにしても、「気がつけば82歳」の方はお達者ですね。見習いたいものです。
テニスと同じですね
若かりし頃、インドの旅で、たまたま同行した著名なカメラマンに、「一歩前へ」と言われたこと、思い出しました。
テニスでも、一歩前に出ることを忘れてしまいます。
ところで、スイスのトーナメントで、世界ランク1位を破った錦織、ランク24位にあがりましたよ。
蛇足ながら、彼、俳優の渡哲也と遠縁にあたるそうです。へえ~。
テニスでも、一歩前に出ることを忘れてしまいます。
ところで、スイスのトーナメントで、世界ランク1位を破った錦織、ランク24位にあがりましたよ。
蛇足ながら、彼、俳優の渡哲也と遠縁にあたるそうです。へえ~。
左足、一歩踏み出すのですね
kazuさん、撮影のヒント有り難う存じました。真っ正面ばかりではいけませんね。
ブドウ畑は段々ですが、棚田というより、畑そのものも斜面なのです。けっこう傾斜があって怖いです。
ブドウ畑は段々ですが、棚田というより、畑そのものも斜面なのです。けっこう傾斜があって怖いです。
この漢字はじめて知りました
解説ありがとうございます。
写真のアングルの件。
正面から撮ると、奥行きが表現しにくくなります。
少し斜めから狙えば、多分、日本の棚田のようになりますよ。
お互い夜更かしですね。おやすみなさい。
写真のアングルの件。
正面から撮ると、奥行きが表現しにくくなります。
少し斜めから狙えば、多分、日本の棚田のようになりますよ。
お互い夜更かしですね。おやすみなさい。
地獄の消し炭?
フランス語の字引を引くと、おき(熾き)火または消し炭と出てきました。よくおきた炭火が原語だそうで、おっしゃるとおり、じわーっと熱が伝わるとろ火、そのものだと思います。このラベルにぴったりでしょ?
段々畑の方は、ほんとはもっと急なんですけど、写真にするとこれで精一杯。
傾斜をうまく写真にとるにはどうしたらいいんですか?
段々畑の方は、ほんとはもっと急なんですけど、写真にするとこれで精一杯。
傾斜をうまく写真にとるにはどうしたらいいんですか?
なるほど、3つの太陽ねえ
うまいこと言うもんです。
以前、新潟県の農協を取材した時のこと。
米を集荷して、保管・調製のため、巨大なサイロのようなカントリーエレベーターという施設に入れる段階で、「川向うの米と一緒にされたくねえ」と、もめた話を思い出しました。
なだらかな丘陵のぶどう畑は、写真で見たことありますが、静岡・久能山の石垣イチゴみたいな段々畑ははじめてです。
ところで、この「地獄の*き火」、焚き火とは違うの? じわーっと熱が伝わるとろ火のような気がするけど…
このシリーズ、結構面白いです。
以前、新潟県の農協を取材した時のこと。
米を集荷して、保管・調製のため、巨大なサイロのようなカントリーエレベーターという施設に入れる段階で、「川向うの米と一緒にされたくねえ」と、もめた話を思い出しました。
なだらかな丘陵のぶどう畑は、写真で見たことありますが、静岡・久能山の石垣イチゴみたいな段々畑ははじめてです。
ところで、この「地獄の*き火」、焚き火とは違うの? じわーっと熱が伝わるとろ火のような気がするけど…
このシリーズ、結構面白いです。